2024/02/05 07:00
マニュアル
多くの会社は、優秀な仕事をする人がいると、その人に仕事がついています。
その人がどんどん同じ仕事をするので、習熟度が上がっていきます。
上がれば上がるほど、その仕事がブラックボックスになり、
その結果、その仕事はその人しかできない。
またその人が居なくなると困るからと、社長が遠慮する。
それによって、社員みんながイヤな思いをすることになる。
わが社では、定期的に人事異動を行って、人に仕事がつくのではなく、
“仕事に人をつける”ことにしています。
わが社は、社員約310名+パート/アルバイト約588名の計898名の従業員数ですが、
2人いる総務を毎年1人取り替えています。
それが可能なのは、新任者が来る毎に、マニュアルを加筆しているからです。
いまの担当者に、マニュアルは要りません。
新しい人が新しく仕事をした時に、自分が困った点を書き入れ、
マニュアルを改訂して次の担当者に渡す。
それによってマニュアルの精度が上がっていくのです。
定期的な人事異動をしない限り、良いマニュアルはできないし、
マニュアルは、定期的に変えないと使い物にはなりません。
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