2021/08/16 07:00
不満は尽きない
給料はいつも不満要素です。
社員はどんなに給料が高くなっても、満足ということはありません。
ビックリするような昇給額でさえも、嬉しいのはその時だけです。
給料とはそういうものです。
「今の給料に満足していますか?」と聞くと、ほぼ全員が「満足していません」と答えます。
「満足しています」と答える人は、ウソつきです(笑)。
3年前に5万円昇給した人でも「自分はこんなに頑張っているのに」と思っています。
その通り、自分の給料や生活に不満を持っている人がマトモな人です。
不満があることが正しい。
給料とは不満要素で、人間は、死ぬまで満足しないのです。
それで良いし、だから頑張れるのです。
「やれやれ、これで良い」と思ったら、それで人生は終わりです。
いつも不満を持って、もっと上に、もっと前に、というのが良いのです。
私が好き勝手にやっているので、不満はないと思うか?と社員に聞くと、
「ないと思います」という返事が返ってくる。
そうではなく、社長にも不満はたくさんあるのです。
だから社員が不満を持っていて当たり前。
そう思っているので、社員の不満は、全然気にしていません。
いちいち気にしていたら、病気になっちゃう(笑)。
気にしてないから元気で明るいのです。
さらに、社員が持っている不満をいちいち解消していたら、それもまた大変ですから、
「不満の中の一番肝心なことを解消する」ことにしているのです。
それが『アセスメント』です。
アセスメントや従業員アンケートを実施して、社員のみなさんの不満の大きいものを3つ解決するのです。
全部解決していたら、私のカラダが持ちません。
3つ解決するだけでヘトヘトです。