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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2021/12/06 07:00

優先順位はあとからきた仕事が先

優先順位とは、仕事に重要なものから順番をつけることです。
順番のつけ方がわからない時には、あとからきた仕事を先にやる。
前の仕事は今までやらなくても、特に問題になることはなかったからです。

みなさんは、言われたことをすぐ実行しているでしょうか?
また、仕事に優先順位はつけられるでしょうか?

ボイスメールが入ってコールがあった時、みなさんは一番最後のボイスメールから聞いているはずです。
Eメールも同様、新しいものから順番に見ている。
ボイスメールもEメールも新しいものから聞く/見るという、優先順位をつけることができているのに、なぜ仕事は古い順番にやるのでしょうか?
おかしいと思いませんか?

一つ一つ片付けていくとき一番重要なのは、最後の仕事です。
半年前の仕事は、いまやってもやらなくても同じです。
古い仕事からやっているので成績が上がらないのです。

私が朝起きて一番最初にするのは、入浴です。
風呂に入って身体を目覚めさせ、次はEメール、その次がボイスメールのチェックです。
なぜEメールが先でボイスメールが後かというと、Eメールは歩きながら読めないけれど、ボイスメールは歩きながら聞けるからです。

「どちらが移動している時間にできるか」という優先順位をつけているのです。
自宅でEメールを読み終わり、時間があればボイスメールを聞いています。
そうして優先順位をつけて、早く仕事を終わらせているのです。

また私は、社長が参加する「実践経営塾」というセミナーをやっています。
そのセミナーでは毎回、午後4時から2時間半に渡って「個人面談」をしています。
時として、面談をした社長から「紹介をして欲しい」と頼まれることがあります。
そうすると私は、その場で、関連する社長に直接電話をします。
電話がつながったら、かけた私の携帯電話を、そのままその面談中の社長に渡し、室外に出てもらって、いつ会うかを二人で直接話してもらうようにしています。

依頼などを受けた場合、だいたいが“あとで”連絡をしようとします。
しかし、どちらの社長も多忙なので、お互いの都合の良い日にちをやり取りするのは、非常に時間がかかる。
片一方が電話に出て、もう片方がここにいるのだから、その場で即決、その場で仕事を進めてもらうのが良い。

一番最後の仕事を今すぐすることを優先する。そうすれば何事もうまくいくのです。

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