会社で予算を作るのは、間違い

会社で予算を作るのは、間違いです。
クラブ活動でも、行政でも、予算がありますが、予算を使わないと次年度に減らされるからと、無理して無駄に使っています。
日本の国が良くならないのは「予算制度」だからです。
今年余らせて、翌年減らされると損だからと言って、どこも余らせないようにお金を使っているのです。

わが社では、予算ではなく「計画」にしています。
そして、武蔵野は、できるだけ経費を少なくしようとしています。
なぜ経費を少なくするか、それは、社員の賞与を増やすためです。
どんなに売り上げを上げて粗利益を稼いでも、経費でたくさん使ってしまったら、儲かりません。
儲からなければ、社員の賞与を増やすことはできないのです。

ですから、計画であり、目標なのです。
予算という考え方は、会社では間違いです。
できるだけ経費を少なくする。
3人でできることは2人でやる。
あってもなくても良いものは買わない。

紙を半分に減らすと決めたのは、ひとつは地球温暖化と、もうひとつは経費削減です。
社長室にプロジェクターを取り付けて、今までは会議の出席者全員に資料を配っていたのを、私の分だけ1枚にし、あとはプロジェクターで映して見せて、データが欲しい場合はサーバーに取りに行くことにしました。

…というふうに、経費を減らしています。