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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/04/13 07:00

資金運用計画は会社の生命線

普通の社長は決算書のどこを見るか。

P/Lの一番下の数字、つまり経常利益とB/Sの内部留保だけです。
B/Sは社長の通信簿です。
しかしこのB/Sをほとんどの中小企業の経営者は見ていない。
経理部長任せがほとんどです。
なぜかというと、勘定科目など聞きなれない用語がたくさん出てくるからです。

しかし、そのことが問題なのです。
勉強して資金に強くなるのは「社長の仕事」です。
売上のすべてが前金でいただく会社や粗利益率100%の会社、
店舗を借りて営業する飲食業などでない限り「売上が上がる=資金繰りが悪化する」のです。

資金運用とは、会社を潰さないための社長の方針です。
勘定科目の取り方で資金繰りが大きく変化します。(今後詳しく説明します)
ですから、意図してバランスシートの勘定科目の数字を変えることです。
資産の部はより上位科目へ、負債の部はより下位科目へ、一歩一歩着実に重点を移す。

私は「資金運用計画」を作成するときには、自分で作成をした『社長の決定ソフト』を活用して計画を立てています。

なぜ、このソフトを作成したのか?
それは昔に数多くの資金運用セミナーに参加をして、手計算による作成なども勉強しましたが、
結果として資金運用計画を作成するのに、一ヶ月かかったことがあったからです。
これでもかなり時間を割いての結果です。

これではいけないと、自分で作成をしたのが『社長の決定ソフト』です。
資金運用計画・分析・銀行格付・5ヵ年分まで作成できるようにしています。

資金運用は会社の死活を左右します。

次回は、より社長が見るべきポイントについて紹介します。

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