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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/05/16 07:00

戦力になる人材2

前回のおさらい
「戦力になる人材」とは、社長と価値観が共有できている人であると私は考えています。
社長のコピーを何人つくれるかで、強い組織になるかどうか決定します。

特に幹部社員で優秀な人間は、社長の方針を理解しようとしている社員です。そういう社員は伸びる。
もし自分が社長だったら、このことはどう判断をするかということを考えている社員。
自分の意見と違ったら、なぜ社長は○○という判断を下したのか!
こういうことを考え、理解をしようとしている幹部社員は成長します。

社長の仕事は決定です。
そのことを実行するのは社員です。
実行隊長を務めて頂くのが、幹部社員です。
社長は、5年後、10年後を考えて現在の決定をしています。
幹部社員は、今月、来月のこと。1年後のことを考えて仕事をしている人間はかなり優秀です。

また、一番会社のことを考えているのは社長です。
一般社員は今日のこと、今週のことを考えて行動しています。

ですから、社長が話をしていることを一般社員はとても理解できません。
幹部社員は、社長が実施したいことを理解して、噛み砕いて社員に伝える。
そういうことができている組織が強い組織ですし、業績も上がります。

ダメ幹部は、「社長が言っているのだからとにかく実行するように!」という事を伝える。
意図することを理解していないので、成果がでないのです。

私は実践幹部塾の講義で、経営サポート会員企業の幹部社員に下記のように伝えています。

”社長の方針を理解して、実行すること”

このことが、自分が成長することであると。

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