2023/01/02 07:00
挫折体験がない人は、ゼッタイ採用しない
どんな人の人生にも、挫折はあります。でも、挫折体験がないまま40歳までいっちゃうとつらい。そこで挫折すると立ち直れません。
そういう面では、若いうちに失敗をするとか、痛い目に遭うことが、実は大切なのです。
武蔵野では基本的に、過去に挫折体験がある人しか採用しません。
挫折の大小はあるにしても、挫折体験がない人は、ゼッタイ採用しないのです。これは、社長の私の基本方針です。
学生時代に小さな挫折(大きな挫折のほうがより良いのですが)をしていない人が、入社してから挫折すると、閉じこもってしまって会社に来なくなってしまいます。
だから、優秀だけど採用しなかった人は、いっぱい居ます。
採用担当者も、内定者までイチ押しの“成績優秀だし、学歴もすばらしい”という新卒も、挫折体験がなかったので不採用でした。
挫折をしたことのない、アタマの良い人が入ってきたら、会社の中をかき回します。武蔵野には、ゼッタイにアタマの良い人を入れてはいけないと思っています。
自分の人生でどん底の時、あるいはうまくいっていない時は、「そんなに長くは続かない」と思って、あきらめないことが大切。
トンネルは、まっすぐだけではありません。曲がっているトンネルもある。しばらく真っ暗でも、曲がってみたら明るいこともあるのです。
ずっと真っ暗だったからとあきらめて、元の道に引き返してしまうことが多いですが、あとちょっと歩いて、その先の曲がり角を曲がれば光が見えたのに…。
人は自分で「もうダメだ」と思うと努力しない。他人のせいではありません、みんな自分のせいです。
人(他人)は、みなさん(あなた)のために、誰も頑張りません。それが正しい。あなたのために、あなたが頑張るのです。