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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2023/05/08 07:00

優越感を味わうこと

「たった1回」。たった1回損益分岐点を越えただけでも、優越感を味わえます。
翌月は下がって赤字になってしまっても、その次の月にまたプラスにします。人間は、一度達成するとそのレベルを保とうとするのです。

はじめて200万の売上をあげたときは、てんてこ舞いしたけれど、いま200万だと、成績が悪すぎててんてこ舞い(笑)。
500万あげると大騒ぎするけれど、2ヶ月経てば「そんなことあったっけ?」。どの人もみんなそうなのです。

ですから、上司が部下に達成感や優越感を(無理してで)もたせてあげなければならないのです。

さらに優越感を持たせるには、家来をつけることです。わが社の場合、新卒の配属が決まり、まだ仕事が始まらないうちの異動(転勤)もありです。
いままでで一番早かった、過去最高記録は3日。配属部署で歓迎会をしてもらい、2~3日居て異動になったので、みんなから「食い逃げ」と言われています(笑)。

優越感とは、上司が“無理して”部下や新人に、その人が一人で仕事をできるようにしてあげ、誉めてあげて味あわせるものです。

人間は、頑張ったときに人に誉められないと動きません。みな誉めて欲しくて頑張るのです。
内定者に限らず、社員にも、そういう体験をさせることが大切です。

たった1回でも経験すると、積極的に行動するようになるものです。

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