環境

人間は、環境の動物です。

どんなに後ろ向きな人でも、
入った環境に居る全員が前向きだと、
仕方なく前向きになる。

逆にどんなに前向きな人でも、
全員がやる気のない集団に入ると、
時間とともに前向きでなくなります。

人は環境によって左右されるのです。

はじめての環境に入るのは、確かに戸惑いますが、
自分を良くしたいと思うなら、
“良くなる環境”に変わらなければダメです。

ダメな環境でなんとかしようと思っても、
良くなりません。

ダメな友達が多いのであれば、
ダメな友達と縁を切る。
あるいは、ダメな業界から他の業界に移る。
等々…。

環境を変えるのに一番大切なのは
“ダメなものを切り捨てる”ことです。
“捨てる”ことが自分の環境を変える第一歩です。

いまの生活をひとつも変えないで良くなりたいと思うのは、
間違いです。

借金をしているなら、借金をすべてなくす。

お金がかかることは全部やめる。

貧乏な人が貧乏を直すのは、お金を使うのをやめて、働くだけ働く。

そうすれば絶対に貧乏から脱出できます。

「ダメな環境」の「ダメなこと」を
捨てていくことによって変化は起きます。
個人も企業も同じです。

私も、整理整頓に多くの時間を割きます。
それだけ仕事をする環境を整えるということは、大切なのです。

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