2020/11/30 19:26
売上を上げる方法
売り上げを上げる方法は2つあります。
①単価を上げること。
②客数を増やすことです。
武蔵野の第二支店の売り上げが増えているのは、お客様の数が増えているからです。
顧客単価を上げるというのは、
間違った考え方で、会社が成長しません。
「顧客数=お客様の数」が増えることが大切なのです。
お客様の数が同じで、売り上げが上がったというのは、
サボっていたということ。
顧客数が増えて、売り上げが上がったのは、
真面目に仕事をやっていたということです。
よく、一番手っ取り早い方法として
「客単価を上げる」といいます。
昔のデパートでは、
地下1階から10階まで、惣菜から家電製品にいたるまで、
家庭に必要な物はすべて売っていました。
でも、主婦がすべての商品をデパートで買うかというと、買いません。
主婦は
「A店ではいくら」「B店ではいくら」と、
“使う金額”を決めている。
だから、顧客単価を上げるのは不可能なのです。
また、(主婦でなくても)飲食店では、
顧客単価が上がれば、その店に行かなくなり、他の店に行きます。
要するに、“お客様が使う金額は限られている”のです。
客単価は上げられないので、
どうしたら良いかというと
会社の業績を伸ばすには客数を増やすしかありません。
客数が増えると、確率的に良いお客様が増えます。
よく
「良いお客様だけ」、
「客単価の多いところだけ」を狙おうとしますが、
それは間違いです。
数が多くなれば、客単価の高い、良いお客様だけが残る。
「客単価を上げる」という考え方は「膨張」で、
『数が増える』ことを『成長』といいます。
成長戦略は、なにしろ数を増やすことです。
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