2020/12/21 19:30
お客様はやっぱり、大きな会社で買いたがる
みなさんはお歳暮やお中元を贈ろうとする時、
隣の小さな雑貨屋さんで買って送るか、デパートで買って送るか、どちらでしょう?
……デパートですね。
なぜ隣の店で買わずにデパートで買うかというと、「デパート」に信用があるからです。
このように、小さな店、小さな会社は、お客様から信用されにくいのです。
同じ商品を買うにも、信用のある大きな会社をお客様は選ぶ。
では、会社は小さいけれど、お客様に信用されるには、どうしたら良いでしょうか?
それは、“小さなテリトリーで有名になる”ことです。
会社が小さいのですから、テリトリーも小さくしなければなりません。
我が社も小さかったけれど、
小金井市という小さなテリトリーで圧倒的なシェアを持っているので、
有名になり、40年間いまだに大きなライバル会社が現れません。
ですから小さな会社は、日本中(ましてや世界中)を相手にして商売をしてはいけません。
自分は知っていても、お客様には知られていないということを
肝に銘じておかなければなりません。
私の著書の新聞広告が掲載されているのは、「日本経済新聞」たった一紙です。
以前は、他紙にも掲載していましたが、
お客様がご覧になるかどうかわからないので、やめました。
大切なのは、“お客様が知っている”ということです。
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