更新日:2022/03/14 10:50
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新卒採用の現状と対策 インターンシップで大切なこととは【採用/人財育成】
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目次
インターンシップを実施した新卒採用企業は90%以上
リクルートキャリアがおこなった調査「就職白書2019」によると、
新卒採用をおこなった企業のうち、90%以上がインターンシップを導入していたそうです。
また、マイナビがおこなった調査でも、年々インターンを行う企業は増えていると述べられています。
このように増加傾向があるのも、企業がインターンシップに新卒採用での有効性を感じているからかもしれません。
一方で学生側も、インターンシップ参加回数は平均2.95回と、活用している人が多いようです。
また「インターンシップ参加企業に入社する予定」の学生は約37%と、2018年と比べて15ポイント伸びた結果となりました。
このことから、企業・学生ともに、インターンシップを採用・就活に生かす人が増えていることがうかがえます。
なお、マイナビの同調査によると、
・インターンの実施時期は2月、8月が多い
・実施期間は1日が約76% という結果になっています。
インターンシップを実施するメリット
インターンシップのメリットは、企業と学生のミスマッチが防ぎやすくなることです。
ミスマッチが減ることにより、
・離職率の低下
・能力に応じた配属 などの効果が期待できます。
マイナビがおこなった調査によると、中小企業の新卒採用コストは学生1人あたり約48万円。
採用後にも教育や研修で費用がかかってくるでしょう。
しかしそうして「やっと仕事が任せられる」となった後、すぐ辞められてしまっては企業にとってはダメージが大きいはず。
新卒入社社員が3年以内に離職する確率は約3割とも言われています。
そうならないためにも、インターンシップで双方ともにマッチングしやすいかどうかを確かめることが大切なのです。
インターンシップで、
・実際の業務内容
・社内の雰囲気
・業界動向
・社員の声を体験してもらい、そこで「合っている」と感じた学生を対象に選考すれば、ミスマッチを予防しやすくなります。
また、中にはインターンシップを通して、即戦力となる人材と出会えることもあるでしょう。
インターンシップを実施する際の注意点
インターンシップを行う上での注意点は、以下の3つです。
1.社内での準備態勢を整えておく
インターンシップ参加者の中には、
「インターンシップに参加したが、説明会と同じで講義を聞くだけだった」
「社員が忙しそうで、業務などの質問がしにくい雰囲気だった」という声もあります。
そうならないためにも、インターンシップの受け入れ態勢を整えておくことが重要。
業務が忙しい場合は、インターンシップ受け入れ人数を絞るなどして、調節しましょう。
2.プログラムの内容を充実させる
近年は「ブラックインターン」という言葉もできるほど、悪質なインターンもあります。
例えば、
・企業の業務を無償で行わせる
・課題に関してノルマやペナルティを課す などがブラックインターンの例として挙げられます。
中には、労働基準監督署から指導が入る場合も。
それを予防するためにも、事前にプログラムの内容をしっかり考えておきましょう。
社員との交流会やグループワークなど、学生に興味を持ってもらえる内容が大切です。
3.学生に対するフィードバックをきちんと行う
インターンシップに参加する学生も、「何かを得よう」という気持ちで来ています。
そのため、インターンシップ後にはフィードバックを行うことで、満足度が上がるでしょう。
「ここが足りていなかったんだな」「自分の強みはここなんだな」と知ることで、今後の就活にも生かしてもらえるはずです。
そうした丁寧なフィードバックによって、「御社に入社したい」と志願する学生もいるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。会社の業績を飛躍的に上げるためのポイントをしっかりと絞り、明確な課題を見つけることが第一歩となります。
業績不振はやり方次第で必ず、脱出することができます。諦めずに計画を立て、将来の会社のために業績を上げるための施策を立てましょう。
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